January 26, 2011

「書くことの効果」実証される

学習し、記憶するには、それを題材にして文章を書くことが一番良い効果があるようだ。
時々日本版のwired.comを読みますが、よくいい記事が出てきます。ほとんどが英語で書かれた記事の和訳なんですが、これがいいんです。なぜなら、勉強になりますから。面白くて役に立つ情報が得られると同時に、どうやて翻訳されたかを見比べることもできます。

今日は記事の翻訳について話すつもりはないので安心してください。でも紹介したい記事がありましたのでここで紹介させていただきます。

記事の題名は「書くことの効果」実証されるです。ある研究報告について書かれているのですが、その研究でわかったことをちょっと紹介します。 何かを勉強した後に、その勉強したことについて、思い出しなが ら10分間自由に書くことが、記憶するには効果的だそうです。何度も読み返して暗記しようといった勉強方法より効果的でした。

社会や歴史などの勉強についてかなり効果があるそうです。それと同時に日本語の作文の力も付きそうですね。それでは英語の勉強はどうでしょう。英語の勉強は特に暗記が大事だと思いますが、単語の勉強や文法の勉強になると、自由に作文を書くことができるでしょうか。単語だったら、その単語を使って自分だけの文を書いてみるのはどうですか。文法だって同じです。新しく習った文法を使って自分だけの文を書いてみるのが、私もやった日本語(を勉強していた頃)の勉強方法です。書くことはもちろんですが、言語の場合は基本が話すものですから、勉強した言葉や文法を口にして使ってみる練習も、ただ繰り返して書くことよりもずっと効果があると思います。

言語は穴埋めの問題ではないと思います。言語は生きています。言語は創造的なものです。造ってみてください。使わない言葉はただの文字だから。


「書くことの効果」実証される
http://wiredvision.jp/news/201101/2011012520.html

To Learn Best, Write and Essay
http://www.wired.com/wiredscience/2011/01/learning-methods/

November 03, 2010

Notes from Australia

幕別町のオーストラリアへの海外研修に参加した中高生の感想文から気になるものを少しピックアップして紹介します。

そんな私がやっと外国にいることを 自覚したのは、328日の土曜日。ホストファミリーとのデイプログラムのときだった。テルストラ・タワーからキャンベラを見ていたときに初めて、
「ここオーストラリアだ。日本じゃ ない」と気づくことができた。もうひとつあった。それはグーグルマップで幕別町の場所をDと妹のBに教えていたときだった。
オーストラリアでのホームステイで 気づいたことがいくつかある。まず、本当の家族ではないのにも関わらず、家族のように接してくれたホストファザーのS、ホストマザーのSh、妹のB、そし てDの優しさだ。私はそう接してくれたことで不安だったことも忘れられるくらいに充実した1週間を送ることができた。
次に、食べ物についてだ。肉や脂っ こいものが多いこと、10時のおやつと3時のおやつが本当にあること、お菓子と飲み物の種類が多いことなどだ。オーストラリアに住むのならばかなり気を付けな いと太ってしまうだろう。学校の休み時間に食べ物を食べているせいか、食べる場所では机よりイスが汚くなっていることに驚いた。


せっかく仲良くなれてもお別れのとき。もっと話せば良かった・・・・。と少し後悔した。メールという手段はあるけど直接話すこととは全く違う。私はこの研 修はホストファミリーのみでなく私たちに関わってくれた全ての人の優しさがあって初めて成り立つものだと思う。もしも、一人でも態度が違えばこのような充 実した研修にはならなかっただろう。

朝は7時に起き。7時と言っても、サマータイムで本当 は6時なのでまだ少し暗い。朝ごはんで事件が!食パンに「何をつける?」と聞かれ私は、チョコみたいなものを付けた。だが!それはオーストラリアで有名な ベジマイトだった。甘いと思って食べるとしょっぱい。始めは、パンに味がついているのかと思ったけれど違う。やっぱりこのチョコっぽいものだ!と思いなが ら食パンを食べ学校に行くと、ちょうどベジマイトの説明が。それでやっとわかった。私は、あの味はあまり好きじゃなかった・・・。それから食パンの出た日 はいつもはちみつをかけると・・・。甘くておいしかった。

45日目は、ホストファミ リーに、いろいろな所へつれていってもらった。バスケをしたり、動物園に行ったり、バーベキューをしたり・・・。あっという間の素晴らしい2日間だった。オースト ラリアって・・・いい所だ!と、深く思った。

思えば楽しかったオーストラリアでの生活が終わろうと しているのだ。せめて思いっきり楽しめるように頑張ろうと思った。

9日目。身支度を終え、 いつものように朝食をとった。 ハイスクールに着いてから、S先生に、キリスト教について習った。本当はこの後スポーツをする予定だったが、スポーツの先 生の都合により、なくなった。そのかわり、生徒達と、話をずっとしていた。ちょうどホストバディのA君も来てくれたので、とてもいい思い出になった。

自分はこの研修で多くのことを学ぶと同時に、オースト ラリアはとても『あたたかい』国だと思った。コンビニにしても、ホストファミリーにしても、皆フレンドリーで、いいなと思った。この研修で、言葉の前に 『気持ち』がとても重要だということを、知った。

すばらしい日の出を見てその後シドニーに着陸しました

October 17, 2010

What do you eat everyday? 何を食べている

人はいつも私に食に関する質問を聞きます。私は何が好きだとか、毎日家では和食か洋食をたべているかなどをよく聞かれます。初対面の人なら箸が使えるかどうか、寿司が好きかどうか、納豆が食べられるかどうかなどの質問がきます。正直に答えないといつまでも私のことを理解してもらえないでしょう。それでこのブログの更新を兼ねて、できるだけ自分の食べているものをここで写真付きで紹介しようと思います。

October 13, 2010

Story Time Halloween Party in Makubetsu



むかし、あるところに、粉屋がいました。貧乏でしたが、綺麗な娘が一人いました。

この粉屋があるとき、たまたま、おお様と話をしたことがあったのですが、そのとき、ついえらぶって「わたくしには娘が一人いますが、この娘が、わらを紡いで、金に変えることができます」と、いってしまいました…


札内百年記念ホールでのストーリータイムのハロゥインパーティをします!今年だけかもしれませんが、復活しました。英語の読み聞かせはもちろんのこと、アメリカ人の子供たちが友達の家やコミセンなどで行われるハロウィンパーティのゲームを少々紹介します。
  • いつ:10月16日(土)
  • ところ:百年記念ホール
  • じかん:16時から18時まで
  • 参加費:ゼロ円です!
  • 対象年齢は小学校低学年です
  • 保護者と一緒に参加してください。
ハロウィンパーティは伝統的に人は仮装して参加します。みんさんもお化けなどの仮装をして参加してください。
前半は全員で参加できるアクティビティですが、後半は自由に参加できるコーナーを設けますので、早く帰りたいお子さんは途中から抜けだしてもかまいません。
ご参加をお待ちしております。

September 29, 2010

課題が見えてきた

”授業を重ねるうちに、課題も見えてきた。

何を、どう教えるか。読み書き中心の英語教育を受けた世代の先生たちは戸惑う。三田川小の吉富教諭は「英語をきちんと指導できるか、初めは不安だった。担任の役目は『学級全体をまとめ、自らが学ぶ姿を示すこと』と分かってから楽になった」と言う。 ”

CELENET で紹介されたasahi.comの記事からの引用です。記事全体は小学校での外国語活動について、もちろん適切な内容ばかりですが、特に今小学校で外国語活動と格闘している担任の先生たちに対しての良いアドバイスだと思いました。先生はもちろん児童に何かを教える立場になりますが、児童と一緒に何かを学ぶことも大事だと思います。特に外国語活動にとっては自分の英語に対する足りないところを気にせずに、児童に英語を見てみよう、触れてみよう、探検してみようという姿勢を見せることは何よりも大事だと思います。積極的に学ぼうとする先生たちの姿勢も児童にもその情熱がうつり、結局コミュニケーション能力の向上につながるのではないかと思います。

記事の全体を読むには下記のリンクの上にクリックして開いてください。

http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000001009190002

September 17, 2010

Does he like goya?

今日は「Does he like goya? Yes he does. No he doesn't.」を紹介してみました。 

最初の導入では上手くいったと思います。児童の殆どがなんとなくつかめたと思います。中には「Does he like baseball?」などの答えとして、文の頭に 「Yes」 か 「No」 さえあれば後は同じで良いと勘違いしていた子供もいました。その勘違いをするのは無理がないと思います。または「does」 と 「doesn't」の発音の違いは大きくないため、単にその違いに気づいていなかった可能性もあると思います。

「Does he or she like goya?」

This sentence was just too long for the kids to put in their temporary memories for retrieval. 

「Does he or she like goya?」のプリントにあった例文が6語で長すぎて、児童の多くは覚えられなかった。「or she」 なしで 「Does he like goya?」 だけの文は大丈夫でした。また、「No, he doesn't. / Yes she does.」 の最後の 「does」 と 「doesn't」 の聞き分けが難しかった。中には文頭にYesかNoさえあれば文尾にdoesn'tがあればいいと勘違いして いた児童もいました。練習する前に「No」を答えるときに文の最後に「doesn't」がくることと「Yes」の場合は「does」 がくることを説明する必要があります。その情報を頭に入れといて練習すればもっと上手くいくと思います。プリントにはちゃんと書いてあるからそれも気づか せることで耳でも目でも確認できるから成功する確率があがると期待しています。なんとなく、アルファベットが読める児童はたくさんいます。皆はこれが小学 生には難しいと言っているけど、紹介仕方次第だと思います。
レイン先生より

March 19, 2010

Austrailia Study Trip オーストラリア海外研修

もうすぐです。後数日たったら幕別町の生徒たちはまたオーストラリアへ向かって、今年度の海外研修に参加してきます。この海外研修について、私はあまり記事を書いったことがないけれど、過去書き下ろした考えなど、思い出がこのブログでも少し残っています。下記のリンクの上をクリックするとオーストラリアに関する記事の一覧が表示されますので、どうぞご覧ください。
http://howdy-makubetsu.blogspot.com/search?q=オーストラリア