November 01, 2005

あなたは何に感謝しますか?

TIEC Turkeys
Preparing Turkeys for Thanksgiving Dinner

さて、11月1日から本格的な冬が始まると古代ケルト人が信じていました。冬には死が連想され、10月31日の夜にあの世とこの世の境目が開き、亡くなった先祖が帰ってくるとされました。ハロウィーンはこの信仰に由来があります。その古代Europeから380年前のアメリカに移ります。過酷な冬の寒さのなか、十分な収穫が取れなかった開拓者を救ったのはアメリカンインディアンでした。パンプキン、カボチャ、豆、コーンの栽培仕方を教わり、感謝の意で収穫の恵みを助けてくれたインディアンと一緒に分け合ってご馳走を食べました。そのご馳走からアメリカのThanksgivingが始まったとされています。日本語ではこのThanksgivingは感謝際といいます。11月第4木曜日に休日としてアメリカで祝いします。クリスマスに次一番大事な行事となっています。

この期間、ニューヨーク市では花火大会や盛大なパレードが行われ、また小さい町でもそれぞれふるさと祭りのようなイベントが催され、高校のフットボールの試合やダンスパーティなどもあります。しかし、一番大切なのは、(サンクスギビングには)家族が集まり、ともに過ごすことです。離れ離れになっている子供たちも帰省し、いとこ、おじさん、おばさん、おじいさん、おばあさんなどが一つの家に集まって感謝を表します。

さぁ、あなたは何に感謝しますか?

この日、各家族では400年前の入植者と先住民に敬意を払い、家族のためにごちそうを作ります。6~10キロもある大きいな七面鳥やジャガイモ、トウモロコシ、カボチャ、パンプキンパイなどの料理がふるまわれます。これらを食べながら家族の皆が会わなかった数ヶ月間の生活や近況について話します。また、人々はこの日にその1年に助けてくれた人々や感謝すべきことについて思いめぐらせます。感謝することで、過去の仲たがいや意見の相違を許すことにもなります。

今年、私はいろいろな人に感謝することがあります。例年と同じように家族とは一緒にサンクスギヴィングを祝うことができませんが、私をずっと支え、一人で日本に来るときも快く送り出してくれた家族に感謝しています。新しい社会に入ってこの町の一員となり、この町の人がアメリカ先住民と同じように私を歓迎し援助してくださったおかげで、新しい環境に慣れることが出来たことにも感謝します。最後に、この美しい町に来てからいろ様々な体験が出来ることにも感謝します。

誰でも私と同じように感謝することがたくさんあると思います。この収穫季である秋を過ごしながら、秋の野菜を食べたり、紅葉を楽しんだりしながら、自分の感謝したいことを考えてみてください。 それで、11月の第4木曜日に、自分の心の中だけでもいいので、感謝したい人に「ありがとう」を言ってみてはいかがでしょうか。

October 06, 2005

October Story Time

Story Timeのお知らせです。今回のStory Time(ストーリータイム)は10月15日、幕別町図書館で開催します。とても残念ながら、私はどうしても今回だけは読み聞かせは出来ません。代わりに特別なゲストリーダーに頼んだので、読み聞かせを決行する予定です。読んでいただけるゲストリーダーを紹介します。帯広市の国際交流員Erin Popelka様です。Erinさんは8月にアメリカのWisconsin州から日本にきました。読んでいただける絵本はThe Very Hungry CaterpillarとWhere’s Spot?の二冊の絵本です。英語の手遊びもありますよ!ご気軽に参加してください。

October 01, 2005

Are You Superstitious? (迷信)

迷信深いですか?

ある雨の日に日本人の友達の家に遊びにいったとき、玄関に入って驚いたことがありました。それは玄関の中に開いた傘が置いてあったことです。初めて家の中で 開いてある傘を見たのです。アメリカでは屋内で傘をさすのは縁起が悪いと思われています。本当に悪いことが起こるとは信じていませんが、アメリカの迷信 なので屋内で傘をささないのは私の習慣です。

アメリカではこのような迷信がいっぱいあります。アメリカに行ったことがある方はほとんどの高いビルには13階がないということに気づかれたでしょうか。家の番地、アパートの番号、ホテルの部屋番号もほとんど13という数字がありません。13番地の家に住むかわりに家の番地を12.5番地にする人が多いです。13が縁起の悪い数字になったのにはいろいろな理由があります。主な理由は昔のキリスト教の信仰に由来しています。天使12人と悪魔1人が集まると悪魔の会議が開かれるということが信じられていました。そして13という数字に関するものはすべて悪魔の会議を召集するとされました。

鏡が割れると7年間不運が続くという迷信もあります。昔の人は鏡には人の魂が映っていると思っていたので、鏡が割れると自分の魂も傷ついてしまうと信じていました。それに人の魂は7年に1回再生するとされていたので、7年間で魂が受けたダメージが払拭されると信じられていました。しかし、割れた鏡を土に埋めるか川で洗うと魂がもっと早く回復するそうです。

塩をこぼしたらすぐ左肩から後ろに向けて塩を投げないと不運が来るとされています。塩は非常に値段の高い大切な品物でしたので、こぼすのはとても もったいないことでした。そして悪魔はいつも人の左肩の後ろで、盗むことができそうな弱い魂を探しています。人が失敗すると魂が弱くなるので悪魔に盗まれ やすくなります。その時に塩を左肩から後ろに向かって投げると悪魔の目がしばらく見えなくなります。

アメリカの迷信は世界中からの移住者が持ち込んだ伝統や習慣が混ざったものです。こんなに色々な迷信が混ざると、何をしたら不運になり何をしたら幸せになるのかがなかなか覚えられません。同僚、クラスメート、友達、道で会った全く見知らぬ人にも、「今迷信として悪いことをしたので不運になりますよ!」とよく 言われてしまいます。私は日本の迷信について何も知りません。知らないうちに自分に不運が訪れたことが何回かあるかも…? 

September 16, 2005

Story Time this Saturday

明日土曜日(9月17日)のStory Time(ストリータイム)は午後2時から札内の百年記念ホールで開きます。今回はとても素敵な絵本と前と違った英語風味の読み聞かせをやります。英語風味って?そうですよ、いつも英語と日本語両方で読み聞かせを行っていますが、今回一冊を英語重視の読み聞かせでやります。きっと勉強になりますよ。

読む絵本のことなのですが、あの有名作家Erik Carle(エリック・カール)と日本の有名作家 いわむら かずお が共同で作成したバイリンガル(二ヶ国語)な絵本を「読み聞かせの会ババール」と一緒に読みます。素敵な出会いが待っているよ。

もう一冊の絵本は英語でしかかかれていませんし、英語でしか読みません!それでも内容はわかると思います。そして知らずに英語も覚えちゃおうかも知れません。是非あそびに来てね!

September 09, 2005

コミュニケーションの第一 歩

私はある中学校の意見発表会で生徒の発表を聞いていまし た。なるほどと 思ったことがありました。生徒のひとりの発表の中に自分の伝いたいことを一生懸命手話で伝えようとしている人が居たのです。その話を聞いたことで  communication ということについて考えました。外国語を勉強することによって新たな communication 方法が生まれます。でも communication は母国語や外国語だけで行われることではありません。つまり口で言える言葉や耳で聞こえる言葉だけではなく、目で見えるも のと全五感で感じるもの、身振り手振りや顔の表情等、色々な方法で行うことだと思います。お互いに共通する言語がなければ、どうやって話し合いが出来ます か?それは一所懸命さ。
 自分の伝いたいことを一所懸命相手に伝えようとする努力と、相手の伝えたいことを一生懸命理解しようとする努力が  communication の第一 歩だと私は考えています。「英語がわからない」と言わずに、自分が思いつくあらゆる方法で自分の意思を伝えてみてください。相手のことをよく見て、よく聞 いて、親切に理解しようと努力してあげてください。自分の積極的な姿勢が相手に伝わるでしょう。 ところで私の好きな日本語といえば「傾聴」が思いつきま す。相手の方向に傾き、身を入れてよく聞くことです。

September 01, 2005

Cars and Driving

最近車のことで色々考えています。


軽自動車

フォードの販売店で働いているアメリカの義父が日本に来た時でした。歩いている途中、彼が私にカメラを渡して、軽自動車の横に立ち、「写真撮って」と頼みました。日本に来た最初の頃、私もランドクルーザーのような特別にデカイ車以外、日本の車の全てが軽自動車の様に感じました。私のハイラックス サーフでも小さく感じます。でも小さすぎというわけでもありません。やっぱり大きいのほうが楽ですが、日本に住んでいて税金と道路などを考えるとアメリカのデッカイ車には乗れないと思います。



道路とスピード


アメリカの道路に比べて、日本の道路は狭く、グニャグニャで凹凸しています。アメリカでのスピード制限は州によって違います。大体時速100キロなので、ここに来て殆どの道路で60キロしか出せれないことに不満でした。アメリカの道路に比べて、日本の方が危ないことを知ってから納得しました。日本の道路で時速100キロ以上を出したらかなり怖いと思います。


テールゲイト Tailgate

この言葉はピックアップトラックの後ろの開ける部分はテールゲートといいます。Tailは尾でgateは門と言う意味です。私の故郷ワイオミング州ではピックアップは非常に人気の高い車です。アメリカ中でも人気が高いです。そのピックアップの後ろにあるtailgateから二つろの車が車間距離をとらずに自分の車と非常に近いという意味です。アメリカでtailgatingと言う行為は交通違反になり、罰金対象となります。 もう一つはtailgate partyです。これも略してtailgatingと言います。これは何かというとアメリカのフットボールゲーム等の試合前のバーベキューパーティーです。スタジアム内は禁酒なので、ゲーム開始前、人が駐車所で集まり、食べて、ビールなどを飲み、試合について意見を討論し合い、いい気分になってから試合観戦ということです。


 

Tailgatingはあまりにもアメリカ人に愛されているので、tailgatingに関する本やアクセサリーもたくさん市販されています。あるインターネット書籍販売サイトで検索するとtailgatingの本は41件がでました。


車の耐用年齢

車検制度など様々な理由で日本人は車を5年くらいしか乗らないと聞いています。または、走行距離10万キロの中古車は古すぎて買わないと考えています。アメリカではもっと長く乗ると思います。殆どの州では車検制度がないし、町と町の間の距離も長く10万キロはともかく、20万キロ乗っている人も少なくありません。特に日本車なら、40万キロ走れると思って長く乗りつづける人が多いです。


この最後の一枚はかつて持っていた愛車です。ビッグホーン山脈のMeadowlark湖の前で撮った写真です。

August 01, 2005

思い出のビッグホーン山脈

私は本当に田舎が大好きな者です。自分の故郷は5,000人しかいない、気候がほとんど砂漠の中の田舎のワイオミング州です。故郷は山に囲まれていて、小さいころの私は夏休みはcamping(キャンプ生活)やfly-fishing (フライフィッシング)で頭いっぱいでした。



本題に入る前に少し、説明したいことがあります。ワイオミング州の小中学校が夏休みに入るということは、一年間の学校生活が終わるということになります。秋に再び学校が始まると生徒は進級・進学し、新学校生活が始まるわけです。ですから「summer vacation (夏休み)」は生徒にとって非常に意味のある、思い出がたくさん作られる3ヶ月間(6月~9月)です。夏休みは短いうえに宿題もある日本の生徒はかわいそうですね。




本題に戻ります。実家から約1時間離れたところにThe Big Horns (ビッグホーン山脈) があります。小学生だった頃、私にとって夏の「weekend(週末)」は「going to the mountain(山へ行く)」と同じ意味でした。金曜日夜5時半から、必ず家族4人とミニチュアシュナウザー(犬)1匹が車に乗って、その山へキャンプをしに行っていました。時々私たち子供は、友だちも連れて行きました。たまに三連休などがある時、祖父母や家族の友だちなどと大勢山に遊びに行くこともありました。



ビッグホーン山脈のふもとに川沿いのキャンプ場がありましたが、父の知り合いは家畜農家協会の一員で、その協会が共有している山奥の土地でのキャンプを許可されていました。そこで巨大なaspen(白樺)、pine(松ノ木)、sage brush(西部に多いヨモギ)のなかで、よく犬と一緒に探検しました。今でも新鮮な思い出です。そこで祖父と一緒に作ったアイスクリームや、自分たちで釣ったマスを芋とたまねぎと一緒にでっかいフライパンで炒めて食べましたが、山で食べたものはなぜか何倍も美味しかったです。



キャンプしていた場所はまた面白いですよ。かつて畜産農家が夏の間遊牧用として使っていた場所で、ボロな馬小屋と年中置きっぱなしのアルミ張りキャンピングトレーラーがありました。ポンプ付きの井戸もありましたが、5分間くらい動かさないと水は出てこないし、飲料水として使えませんでした。



そこで私は自然を愛することを学びました。また、自分で物を作ることや、ものを大切にすることなど、数多く学びました。自分が山に持って入ったゴミは自分で持ち帰ること。水を大切にすること。静かに観察すること。耳を澄ましてよく聴くこと。自然は愛するものであり、恐れるものでもあること。そしてなによりも遊ぶこと。



私は本当に田舎が大好きな者です。ニューヨークやロスのような大都会に生まれていたら、きっとバスケットボールや何らかの少年団に専念していたでしょう。夏休みにスポーツやテレビゲーム夢中な子にならなかった理由は、家族の「山へ行く」習慣があったからだと思います。