October 06, 2005

October Story Time

Story Timeのお知らせです。今回のStory Time(ストーリータイム)は10月15日、幕別町図書館で開催します。とても残念ながら、私はどうしても今回だけは読み聞かせは出来ません。代わりに特別なゲストリーダーに頼んだので、読み聞かせを決行する予定です。読んでいただけるゲストリーダーを紹介します。帯広市の国際交流員Erin Popelka様です。Erinさんは8月にアメリカのWisconsin州から日本にきました。読んでいただける絵本はThe Very Hungry CaterpillarとWhere’s Spot?の二冊の絵本です。英語の手遊びもありますよ!ご気軽に参加してください。

October 01, 2005

Are You Superstitious? (迷信)

迷信深いですか?

ある雨の日に日本人の友達の家に遊びにいったとき、玄関に入って驚いたことがありました。それは玄関の中に開いた傘が置いてあったことです。初めて家の中で 開いてある傘を見たのです。アメリカでは屋内で傘をさすのは縁起が悪いと思われています。本当に悪いことが起こるとは信じていませんが、アメリカの迷信 なので屋内で傘をささないのは私の習慣です。

アメリカではこのような迷信がいっぱいあります。アメリカに行ったことがある方はほとんどの高いビルには13階がないということに気づかれたでしょうか。家の番地、アパートの番号、ホテルの部屋番号もほとんど13という数字がありません。13番地の家に住むかわりに家の番地を12.5番地にする人が多いです。13が縁起の悪い数字になったのにはいろいろな理由があります。主な理由は昔のキリスト教の信仰に由来しています。天使12人と悪魔1人が集まると悪魔の会議が開かれるということが信じられていました。そして13という数字に関するものはすべて悪魔の会議を召集するとされました。

鏡が割れると7年間不運が続くという迷信もあります。昔の人は鏡には人の魂が映っていると思っていたので、鏡が割れると自分の魂も傷ついてしまうと信じていました。それに人の魂は7年に1回再生するとされていたので、7年間で魂が受けたダメージが払拭されると信じられていました。しかし、割れた鏡を土に埋めるか川で洗うと魂がもっと早く回復するそうです。

塩をこぼしたらすぐ左肩から後ろに向けて塩を投げないと不運が来るとされています。塩は非常に値段の高い大切な品物でしたので、こぼすのはとても もったいないことでした。そして悪魔はいつも人の左肩の後ろで、盗むことができそうな弱い魂を探しています。人が失敗すると魂が弱くなるので悪魔に盗まれ やすくなります。その時に塩を左肩から後ろに向かって投げると悪魔の目がしばらく見えなくなります。

アメリカの迷信は世界中からの移住者が持ち込んだ伝統や習慣が混ざったものです。こんなに色々な迷信が混ざると、何をしたら不運になり何をしたら幸せになるのかがなかなか覚えられません。同僚、クラスメート、友達、道で会った全く見知らぬ人にも、「今迷信として悪いことをしたので不運になりますよ!」とよく 言われてしまいます。私は日本の迷信について何も知りません。知らないうちに自分に不運が訪れたことが何回かあるかも…?