February 13, 2006

Pardon me?

Pardon me?
おそらく、ほとんどの皆様は学校や英会話の授業で英語を習ったことがあるのではないかと思います。学校では受験のため、どうしても英語の勉強が読み書き中心になりがちですが、その中でも英語を使って相手とのやり取りを勉強する機会もあります。そのおかげでほとんどの人が今回紹介する便利な表現は知っていると思います。誰かと英語で話そうとしている時、何か聞き取れなかったことがあったらパードンpardonの一言だけを言ったら、大抵の相手はもう一回、もっと優しく言い返してくれます。でもpardonは相手にもう一回言って欲しい時だけではなく、様々な使い方があるのは知っていますか。例えばこのような使い方があります:
grant a pardon 恩赦を与える.  Pardon my asking, but… こんなこと聞いて申し訳ありませんが…. I beg your pardon. ご免なさい, 失礼しました。
そもそもこのpardonの意味は何でしょうか。基本的な意味は「許すこと」です。ということはpardonの一言は「もう一度言って下さい」という意味ではなく、「申し訳ありません」という意味です。つまり、相手の言ったことを繰り返しに言わせるのに、許しを求めているというわけです。「許しを求める」というと、よく日本語では「すみません」が使われますが、pardonには同じような使い方があります。歩いている時、相手にぶつかってしまったら「pardon me」と言いましょう。または、相手の言ったことが分からなかったときに、pardonの一言だけではなく、もっと格好よく、「(I)Beg your pardon?」と言って他の人と差をつけましょう。
Speaking Bluntly あからさまに
自分の意思をはっきり言い、やりたいことをはっきりさせることはアメリカ流だと思います。アメリカ人は討論するのが好きです。討論に勝つには、相手に自信を見せる必要があると教わりました。自信を見せるための喋り方があります。日本語に直すと「~ですよ」という感じです。相手もそれが本当ではないと思ったら、直ぐ「それは違おうと思うよ。」と反応します。でも「~ですよ」と日本人に言ったら、「何でそのことが分かるの?」と返事する人もいますし、又は何も言わずに黙っている人もいます。恐らく黙っている人は「なにこの人?!自分が全て知っていると思っているのか!?」と頭の中で考えているかもしれません。日本語や日本文化に慣れるまで、アメリカ人が日本語を話すとき、ちょっとぶっきらぼうな印象を与えることがあると思います。今度日本語でアメリカ人と話す機会があったらこのことを忘れずに対応すればよいと思いますよ。
そこでアメリカ人と英語で話しているときのアドバスをします。自分の意見や意思をはっきり言いましょう。はっきり言っても、自分の意見を言ったことで失礼にとられることもほとんどないと思います。又、日本人特有の喋り方でそのまま英語で話しても良いと思います。例えば、「I think that Japanese people like fish more than Americans do.」は日本人らしい言い方だと思いますが、アメリカ人なら「Japanese people like fish more than Americans do.」と言うでしょう。